兵庫県の旅そのに
百名城のひとつ、篠山城に行った。
城というよりお屋敷。
書院のみ。天守閣はない。考えてみれば、二条城と同じか。広さは違うけど。
竹田城と違って、中を巡るのに苦労はない。入場料の400円分、十分楽しめた。
建物に入って左手にクーラーの効いた涼しい部屋があり、そこでは繰り返し篠山城の歴史が語られるビデオが上映されていた。
なんでも、豊臣秀吉亡き後、家康さんが西の外様大名たちの財力をそぐために、篠山城建築は役立ったそうな。もともと硬い岩盤を砕いて加工するところから始めていたそうで、2年だか3年だかの日にちをかけていたそうな。痺れを切らした家康さんが、催促することで、3ヶ月後には石垣が完成したらしい。城自体の完成は早かったのだそう。いつの時代もそんなもんなのかしら。
内容の中で心に残ったのはそこ。あとはどこの城でもそうだけど、石垣の石に各大名家の目印みたいなのがつけられているっていうのもやっていた。
後から見ると、確かに今でもマークは残っている。今も昔もそういうのは変わらんね。
篠山城の中には鎧がたくさん飾ってある。なんでも、手作りだそうな。昔のものではなくレプリカと言ったところ。数がそろうとなかなか壮観。
人が入れないけれど、間取り図には存在する「闇の間?」的なところがすごく気になりました。
建物自体は新しいですが、入れるところや、開けられるところが多く、建物からの景色も、なかなかに楽しい感じ。
映画やドラマのロケ地としても使われていたよう。ま、立地的にも便利そう。
駐車場は敷地内にあるけれど、私は近くの市営駐車場にとめた。空いていたら敷地内の駐車場でよかったかも。
できれば春、桜の季節にまた来たい。